なぜ私たちは天気の話から始めるのか?

ある程度の年齢になると、誰かと顔を合わせたときに「今日はいいお天気ですね」「暖かくなりましたね」なんて天気の話をすること、よくありませんか?朝、隣の人とすれ違うときも、だいたいそんな感じです。

なぜ天気の話が多いのか、ちょっと調べてみたんです。誰にとっても共通の話題で、初対面でも話しやすいし、季節の移り変わりがはっきりしている日本ならではの文化も関係しているようです。昔から天候が生活に直結していた歴史も影響しているとか。

もちろん最近は、天気以外の話題も増えてきましたが、それでも「今日は暖かいですね」なんてひと言で、相手との距離が少し縮まる気がするものです。


ちょっと調べてみると、アメリカでも、天気の話はよく使われるうようです。「いい天気ですね」とか「雨すごいね」なんて感じで会話のきっかけに。ただ、日本ほど長く続けることは少ないみたいです。

それよりも「趣味は何?」とか「普段どんなことしてるの?」と、相手の興味を聞くのが定番。そこから会話を広げて仲良くなるスタイルが多いようです。


なるほど、アメリカ人でも天気の話をするのだ?と納得しました。

これが我々の年齢になると、久しぶりに会った人には「痩せた?」とかよほど親しい人でないと言わないとは思いますが「太った?」ということもあります。「太った」って聞くときは明らかに太ってないと言えませんけどね(笑)

私はよく「痩せた?」って言われます。その時は「やつれただけ」と答えますが、本当に体重は変わってないのです。毎日体重計に乗ってます、逆に沢山食べても太らなければ病気じゃないか?と焦ります。太ってきた場合は走って体重をキープするようにします。

痩せた?太った?は相手の健康を気遣っての挨拶だと思うのですが、段々とそういう年齢になりました。

オーダーシャツを作りに来られたお客様で「ちょっと首周りがきつくなってきて」と言われた場合は、先ずは首周りを測る前にお腹周りと胸囲を測ります。そこで大きくなっていたら明らかに首も太くなっていることが多いので、そこから首周りを測ることが多いです。

痩せたり太ったりして頂かないと当店の存在意義がありませんので、体重計には乗らずにご来店下さい(笑)


ホームページで白の生地をご紹介する時は色の再現性が難しいのですが、私がこの生地で作ったシャツを着用している時ご来店頂いたお客様は、それと同じ生地で作ってと言われることが多い生地。

7671.jpg

ヘリンボーンの生地です。ヘリンボーンとはニシンの骨。日本だと杉綾(その模様が杉の葉や枝ぶりに似ていることに由来しています)。

7672.jpg

NO-767 約5ミリ巾の白のヘリンボーン生地 100番手双糸 トーマスメイソン社製生地 綿100% お仕立て上がり26,400円(税込)

シャツを着用してちょっときつくなったな?と思ったらダイエットせずに新しいのを作りましょう(笑)シャツ屋からのお願いです。


ブログランキングのバナー

↑ブログランキングへのバナークリックをお願いします。

Facebookの「いいね!」もお待ちしております。

シェア