「よそ行き」とか「晴れ着」とか「一張羅(いっちょうら」とか。
服を示す言葉でこのような言葉があります。
「よそ行き」は「余所行」とも書くようです、また「よそ行き」の言い換えは?「町着」とも言うようです。
「晴れ着」となると、私のイメージでは特別な行事の時に着るもの。例えば女性の成人式に着る着物などを想像しますが、「一張羅」は自分が持っている服で一番いい服。という意味だと認識しています。
先日ブログで片町にTシャツと短パンとビーサンで歩いている人が多い、海に行くスタイルじゃないか?と書くと「私はビーサンでも平気」と言われたことがありました。
徐々に「よそ行き」という概念はなくなっていくのかと思います。調べると「よそ行き」の同意義語に「町着」という言葉があるようですが、町というのは「片町」も含めて繁華街のことを言うのだと思います。繁華街に出ていくから「町着」に着替えるという概念すらなくなってきそうです。近所のコンビニ行くのも街に出るのも同じ服。
それよりももっと悲しいというか時代を反映しているのが「一張羅」
今は敢えて言いますが「チープ」なものを沢山買ってそれを着回す時代。お金をためてあの服を買おうというような時代ではない。
ですから服を大事に着ようという時代でもない。
今NHKで「舟を編む」という辞書を作成するドラマを見ていますが、あと10年、いやもっと近いうちに「よそ行き」とか「一張羅」という言葉は辞書から消えてしまうかも知れませんね。
10年後服はどうなっていくのでしょうか?
でも自分の身体にあった服を求めている人はきっと10年後もいると思うわけです。
今日ご注文頂いたのはトーマスメイソンのジャーニーの生地です。こちらの生地は。
NO-9595544 トーマスメイソンジャーニーシリーズ 100番手ブルーツイル(フランス綾)イタリア製生地 綿100% お仕立て上がり27,500円(税込)一張羅ではありません。ビジネスでご着用頂くにはぴったりな生地です。
これも時々ブログに書くことあるのですが、仕事着にそんないいものは必要ない。という方がいらっしゃいました。その方は「町着」に高価なものをご着用になるのでしょうか?
「トーマスメイソンジャーニーブランドの説明」というページを作りました。お時間があれば是非ご覧ください。

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