27日です。営業もあと2日。30日31日元旦とお休みを頂いて初売りは2日かからになります。
アパレル業界はクリスマスケーキみたいなもので25日を過ぎるとヒマになります。その間にもやることあるのですが。
今日は朝からプリンターの設定をずっとやっていて、うまくいったのが15時ころ。宛名くらいその間に手書きできたのではないかと思うのですが(笑)
さて、こういう職業ですから、他のお店のSNSやYouTubeなどが特別見たいわけでもないのにチェックするとそればかり上がってくるのです。
最近見たリール動画で販売している人がファッションにおいて体型は大事。って言ったのです。私は「あ~言ってしまった。」と思ったのですが。
それよりももっと酷いのが動画の中で「デブ」って言うわけです。「デブの人が痩せて服を作りにくるけど、リバンドでまた太って直しにくる人が多い」って。
それお客様のことですよね。
私はそう思わないのです。色んな体型があるからオーダーがあるわけでして。
それじゃデザインナーや販売員が全員スマートでモデル体型か?というとそうでもなく。例えばついこの前なくなったジョルジオアルマーニなどは、Tシャツ一枚でもカッコよく見えるように泳いだりもして相当鍛えていたみたいですが。昔3Gと言われたジョルジオアルマーニ、そしてジャンフランコフェレ、そしてジャンニ・ベルサーチの3人のうちのジャンフランコフェレは無茶苦茶太ってましたし。


それでもカッコよく見えるのはその体型にあった服を着ているからだと思うのです。3ピースのベストのボタンは全てちゃんと止まっていますし。太っているから痩せて見せようと思い細いシルエットのものを着ると逆に体型が出てしまいます。
これは逆も言えまして、私は痩せようと思って痩せているわけではなく、趣味がマラソンなので痩せたのです。でも、もし痩せているのに身体に合わないゆったりとしたシルエットのシャツや服を着ていると服の中で身体が泳いでしまって逆に更に痩せて見えるのです。言い方変えればみすぼらしい感じ。
時々お客様に言われます、痩せているから似合うからいいねと。いやそんなことはなくって、痩せていても身体に合わせた服を着ているだけなのです。
ランナー仲間には痩せすぎじゃない?って見えるような人がいますが、それは大きな洋服の中で身体が泳いでしまっているので更に痩せて見えるわけです。
理想はボディビルダーほどではなくとも胸筋があってウエストが細いシルエットで、服を着なくてもカッコよく見える人が、その身体にあった服を着ることが理想だとは思いますが、そんな人はほぼいない。
話を少し戻しますが、痩せているから服が似合うわけではなく、私も細いですが、裸になるとちょっと見せられないくらい。本当は胸筋を付ければいいのでしょうけど、胸の筋トレが大嫌い。
理想の体型になってその体型に合わせた服を着るのが理想かも知れませんが、そんな人はほぼおらず。要はどんな体型であってもその身体にあった服を着ることによってシルエットを綺麗に見せることは可能だと思うのです。
つまり、痩せている人が痩せているのを隠すために自分の体型よりも大きなシルエットを着たり、逆に身体の大きな人がそのシルエットを隠すために小さい服を着たりするのは逆効果になると私は思います。
まとめると・・・皆さんオーダーしましょう。
そしてオーダー屋さんが、「デブ」とか言ったらいかんと思います。

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