越前大野名水マラソン完走記

誰も期待はしていないと思いますが、恒例なので書いておきます。

これを書いたところで、オーダーシャツのご注文が増えることもないし、逆にチャンスを逃すことになるかも知れませんが、とりあえず今日は書かせて下さい。

昨日もちらっと書きましたが、近々のハーフマラソンは1月の大阪ハーフマラソン。タイムを狙えるフラットな高速レース。当然自己ベスト?いや90分切りを狙って走ったものの10キロ過ぎてから横腹が痛くなりペースダウン。

その時のブログは「大阪ハーフマラソン完走記」ネットタイム3時間31分31秒。しかも10キロ以降横腹が痛くなってペースダウン。それでもこのタイム。

越前大野名水マラソンはアップダウンがあったとしても、上りきったあとは下りなので、下りでペースアップ。最低でも91分辺り、できれば91分を切りたいと思って臨みました。

その為の練習はしてきたつもり、ハーフでも持久力が必要なので、4月19日(土)4月26日(土)5月3日(土)と峠走で20キロ以上を3週連続踏んできました。

間の水曜日には1000×6本を4分切るようなペースで走ったり、2000を4分10秒ペースで走った後に200を40~42秒ペースで10本とか、1000×7本を4分5秒ペースとか。峠走を3本やった週末の翌週の土曜日の朝は16000のビルドアップ。ただこれはスピードが上がりきらず13000で終了しましたが。それなりに練習をしてきた。

ただレース2週間前の月曜日の朝に喉に痛みがあり、完全に風邪をひいてしまい。葛根湯とのどぬーるスプレーで一週間を過ごしその間ノーラン。ただまるっきり休んだ1週間後の朝練は身体も軽くそこそこ走れた。

そしてレース直前の水曜日は刺激入れで600を10本、ペースは4分から4分5秒ペース。その後は疲労回復の為にトレッドミルの上でウオーキングをするくらいで過ごしました。

風邪がいらなかったとはいえ、そこそこ練習は積んできたつもり。

さて、本番です。チームメイトでここのところ水曜日に一緒に練習をしているT氏と走り出します。彼の方が速いのに出だしは私の方が先行。

最初の1キロは4分18秒。90分で走るにはアベレージ4分15秒で走らなくてはいけないので、少し遅い。2キロ目も4分18秒台、そして3キロ目からは4分24秒、27秒と上りとはいえ更に遅くなってる。

T氏が後ろにいるのが分かって、横に並んだ時に「風よけになって」というと本当に風よけになってくれそうだったので、「いやいや行けるのであれば行ってや」と言って先に行ってもらいます。その時の心拍数が170近くにも上がっていたので、これはまずいと思ったのもありました。

彼も90分切りを目指しているはずなのにこのペースだとちょっと遅い。何キロか後ろ姿が見える距離感で彼を追うことに、徐々に開くがまだ背中は見える。

アップダウンが何度かあって、上り詰めると折返し。例年暑い大会なのだと思いますが、給水も充実しているしスポンジも置いてあるので、本当にありがたい。雨が降っているとはいえ気温はそんなに低くもなく、ほぼ毎回給水を取り、スポンジも頂いた。

折り返しで自分が何位くらいか?を探すのですが。

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走っているほぼほぼのゼッケンが6000番台だったので、私の年齢だと7000番台、折返しで確認したところ4番目くらいを走っていたように思います。ただ最終の順位から考えると見落としが何人かいたとは思いますが。

下り頑張ればまだ入賞の圏内にはいるはず。もちろん3位入賞は難しいとは自覚していましたが。

折り返して右に曲がったところでかなりの向かい風が吹いています。ちょうど自分と同じようなペースで走っているランナーを発見したので、風は右斜め前から吹いているように思えたので、そのランナーの左後ろにつきます。

ハーフですので、呼吸も多少荒く、そして風除けに使っているわけですから、割とピッタリと背後についた為に、何度か私の方を振り返ります。

「還暦過ぎているのだから、ちょっとくらいペーサーになってもらえませんか?」とマジで言いたくなりましたが、そこは自重しました。

そこそこ長い下り、これは楽になってきたと思ったのですが、その1キロのラップは4分30秒。風除けで楽になったのではなく、下りなのにスピードが上がってなかったから楽なだけでした。

これではいかんと彼の前に出ます。ほぼほぼ同じようなペースの集団で進みますが、先にいかれたり途中で抜かれたりしながら走ります。ただ下りなのに本当にペースが上がらず、ただしんどいだけ。

16キロ地点を過ぎたところであと5キロか?と思い最後の力を振り絞りたいところですが、最近は脱力するように心がけていたので、どうやったらスピードが上がるか分からない、踏ん張っていいのか駄目なのか?

ラスト3キロ。あともう少し、ラスト2キロが見えるかと思ったら意識が朦朧としていたのかいきなりラスト1キロの表示が。

この大会、兎に角ハーフマラソンでも距離表示がしっかりしているのと、ほぼ間違いない位置に表示があり、そしてラストになると通常の何キロ地点の表示以外に「あと何キロ」という表示もでてきます。

本当にマラソンを知っている人たちが作った大会なのだと思いました。

ラスト1キロを切ると小学生の部と合流します。小学生を抜く爺さん。ラストは少しだけ頑張ってゴール。ゴール直前にT氏が応援してくれていました。ゴールし、しばらくたって時計を止めました。時計の表示は1時間34分53秒。その後記録証をとりに行くと。

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正式記録は**1時間34分51秒**そして9位の文字が。この大会はとても優しく10位までが入賞。なんとか滑り込みました。

T氏と落ち合って、95分切れているじゃないですか?と言われて荷物の取りに行ってその場で金沢マラソンのフィニッシャータオルを腰に巻いて着替えました。

そして表彰状をもらいにテントへ。

表彰状

2枚ももらえました。大盤振る舞い。

そしてなんと副賞も。

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なかなかの分量で、どっしりと重たかった。これは有り難い。胸張って帰れる(笑)

午後からは仕事なので、急いで帰るつもりだったのですが、T氏に「ソースカツ丼」を食べたいというと、インターの近くのお店を紹介してくれました。途中で中部縦貫自動車道を降りて、降りたところに羽二重餅のお店を発見。

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お土産買ったけど、その後に立ち寄った尼御前のサービスエリアにも「ここでしか買えない」とポップに書いた購入した羽二重餅が売ってました(笑)

そしてT氏に教えてもらったカツ丼のお店へ。1時ちょっと前に入ったのに入口には座って待っている人が何人か?

あ~仕事に戻るの遅くなる。と思いましたが、どうしても食べたかった。T氏からSAで食べるよりも美味しいから。ちょっとソース甘めだけど、それと量が多いから絶対に大盛りとか頼んでは駄目ですよ。と言われて出てきたのがこれ。

souce_katudon.jpg

大した量じゃないじゃないか?と思って食べ進めましたが、意外とカツの量が多く、終わった後は腹パンでした。これで私の越前大野名水マラソンは終了。

ちなみに賞状を渡してくれた女性が「来年もまた来て下さいね」と言って下さいました。おじさん、その気になっています。ただちょっと遠い(笑)

いい大会でした。有難うございました。


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