ある女性の方からご質問を受けました。
女性用のスーツにフラワーホール?というのでしょうか、社章などとつける穴がないのはなぜなのでしょうか。とのご質問。
最近は女性もスーツを颯爽と着こなし。社章を上衿に付けビシバシと仕事をこなしている方が多いと思います。金沢市立の小中学校では先生も金沢市のあれは社章じゃなく何ていうのでしょうか?「金」と真ん中に書いてあるもの。「市章」?まあ名前はどうでもいいですが、それを付けている。役所の人だけだと思いましたが、金沢市立ですからね。付けていてもおかしくない。高校になりますと県立ですから「石川」の県章?を付けているわけです。残念ながら女性の先生はどうしていたか記憶にはありませんが、今はそこそこ大きな規模の会社に勤めてらっしゃる方は必ずやしているでしょう。
さて、冒頭の質問に戻りますが、この社章を付ける穴のことを「フラワーホール」と言うのもご存知の方が多いと思います。花を挿すための穴なわけでございます。
それでは、もともと花を挿すための穴であったかというと、それも違ってまして。
男性ジャケットの起源は軍服です。軍服はは第一ボタンまで止めてますね。その第一ボタンが外れた状態が今の洋服。クラッシックな作りのジャケットだとフラワーホールの反対側の衿裏に第一ボタンが付いているものもあります。衿をたたんで第一ボタンを止めてしまえば軍服のように、わかりやすく言えば制服の学ランのようになるわけです。
軍服の第一ボタンを外し、今のようなスタイルとなり、男性のスーツとなり。第一ボタンの名残に花を挿したのがフラワーホールになります。以前に見たスーツにはフラワホールの裏側に花の茎の部分を刺すようにループを付けたものもありました。
ですから女性にフラワーホールがないのは、もともとスーツが軍服から始まったとしたら、女性は軍服を着ない。マリー・アントワネットの時代まで遡ったとしてもスーツじゃなくドレスを着ています。女性がスーツを着だしたのは決して古い時代ではないということです。ということで服の起源からいきますとフラワーホールがないのも頷けますが、逆に時代のニーズに合わせると女性のスーツにもフラワーホールが必要になるのかも知れませんね。花を挿すのではなくて社章を挿すために。

花を刺さなくても花のピンバッチを挿す方法もございます。
それでは日本だけがフラワーホールに社章を付けるか?というとそうでもないようです。

この方も付けているようです。衿のラベルに何か見えますね。国際オリンピック委員会「IOC」のものでしょうか。
おそらくは服の修理屋さんに持ち込むとフラワホールを開けてくれるところもあります。
また、カジュアル系のジャケットだとフラワホールが付いていないものもありますし、安価なスーツだとフラワーホールはあっても穴が空いていない場合もあります。糸でかがってあるので、自分で穴を開けても問題ないと思いますが、慎重にどうぞ。
ということで、女性にスーツやジャケットにはなぜフラワーホールがないのか?というブログを書きました。
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オーダーシャツ専門店金港堂の代表取締役の宮谷です。このブログを書いています。
アパレル業界に入って40年以上。ドラマの衣裳や、各界のお客様のオーダーシャツを手掛けております。
私のプロフィールや思いは
「オーダーシャツ専門店金港堂の社長紹介|店主 宮谷隆之の経歴・想い・趣味|金港堂」こちらから。
・ネット販売を始めて19年。
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JECCICA ECデザイン大賞 最高賞のダイヤモンド賞受賞
(財)石川県産業創出支援機構のネットショップコンテスト審査員特別賞
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