昔とあるIT系の方に服の仕入れってどうやって仕入れるのですか?と聞かれました。
ブログによく展示会に行くことを書いていますが、例えば2027年(来年)の春夏物の仕入れは2026年の7月頃から10月くらいまでに行います。つまり半年くらい前にメーカーや取引先がサンプルを用意し、それを展示会で見て、2027年の2~3月頃に入荷してくる春物を事前に注文するわけです。
それをメーカー側は秋冬のうちに春夏ものを製造し、春になる直前に取引先である当店などの衣料品店に納入するわけです。これはイタリア製などのインポート商品も同じです。
つまりは7月の時点で次の春夏で売れるか売れないか分からないものを注文するわけです。
その話をした時にIT系の人間が「勘で仕入れるなんて信じられない」というわけです。そうなんです「勘で仕入れる」のです。
当店の場合はPOS管理をしていますので、このメーカーの消化率はこれだけだったとか、この取引先の消化率はこうだったということがある程度は分かりますが。
翌年のデザインや傾向は全く変わることもありますので、同じ取引先の商品が今年と同じように消化するとは限りません。ですからそこは「勘」に頼るしかありません。
よく展示会で他のお店の方が喋っているのを聞くことがあるのですが「これ◯◯さんに合うかな?◯◯さん気に入ってくれるかな?一応◯◯さんのサイズのLサイズ発注しておく?」というような会話が聞こえます。
つまり当店だけではなく、多くの店舗がある程度のデータとそれ以外はお客様の好みを考慮しつつ、勘で仕入れていることが多いのです。
何故ならば、新しいデザイン、売ったこともないアイテムが出てくるとそれが売れるかどうかは勘に頼るしかないからです。
本当に「やくざな商売」でしょ?そもそもやくざな商売とは?「不安定で浮き沈みが激しい」という意味だそうで当店は94年間「不安定で浮き沈みが激しい商売」を続けているわけです。よく沈没せずに続いているものだと思います。
ただ、外れることもあります。逆に外れたと思ったものが当たる場合も。「やくざな商売」というよりも「博打みたいな商売」と言ったら良いでしょうか?
この人なら買ってくれるかな?この人ならこの生地で作ってくれるかな?と思って仕入れたものが本当にご購入頂けると。まさに博打で当たった。すみません競馬はやったことないので競馬で当たった時の感覚や快感は分かりませんが、パチンコであれば、777が揃ったような気分に近いのかも知れません。

リバティプリントのリネン生地です。こちらはいわゆるデーターのない商品です。つまりは今まで販売したことがない実績のない生地です。リバティプリントのコットンの生地は今までも生地のコレクションの中にはありましたが、リネン素材です。
NO-LB7525A FLORAL EARTH 果実と花のボタニカルアートプリント LIBERTY PRINT リバティプリント リネン100%
そして全く表情の変わるこちらの生地。

淡いブルーのバンダナパッチワーク柄なんです。プリントの生地で白ベースにこれだけ繊細なプリントが施された生地って今までありましたか?
NO-LB7502A BANDANA PATCHWORK 淡いブルーのバンダナパッチワーク柄 LIBERTY PRINT リバティプリント リネン100%
どちらもお仕立て上がり33,000円(税込)です。今回のリバティプリントのリネンのコレクションは勘で仕入れたわけではありません。格好つけて言えば。感性です(笑)
私の感性とあう感性をお持ちのお客様御注文をお待ち申し上げております。
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オーダーシャツ専門店金港堂の代表取締役の宮谷です。このブログを書いています。
アパレル業界に入って40年以上。ドラマの衣裳や、各界のお客様のオーダーシャツを手掛けております。
私のプロフィールや思いは
「オーダーシャツ専門店金港堂の社長紹介|店主 宮谷隆之の経歴・想い・趣味|金港堂」こちらから。
・ネット販売を始めて19年。
・様々なお客様の体型を正確に計測し、身体にフィットしたシャツを作ります。
・趣味はマラソン フルマラソン30回以上完走(年代別の優勝経験あり)
【受賞歴】
JECCICA ECデザイン大賞 最高賞のダイヤモンド賞受賞
(財)石川県産業創出支援機構のネットショップコンテスト審査員特別賞
ネットショップ運営の数々の講演経験有り
