思うのですが、ファッションブログを書くのは本当に難しい。
イタリアに住んだこともないし、イギリスにも住んだことはない。ファッションの基本とか本質とか語るほどの本当を知ってない。イギリス人もイタリア人も知っているかは分かりませんが。
私のベースはトラッドなのですが、初めてこの世界に入って習ったことは色合わせ。使ったとしても3色まで。当時はネクタイは必ずしめていましたし、このネクタイをしめたら足元は黒がいいのか茶色がいいのか?とか。
最近は色のバリエーションも増えてきているので、一般的には更に難しい色合わせが必要になっていると思います。
SNSや動画配信でファッション情報を得ることができるようになり、私も他の服屋さんなどの配信を見ることもありますが、お店や人によって情報が180度違ったりしています。
有りえないようなことを言っている服屋さんもいますが、それが今の世の中が求められている場合もあるでしょう。
私は洋服を着る時に考えることは。今日のメインは何か?あとはそれを邪魔しないものをセレクトするだけ。色の組み合わせと、シルエットのこの2つ。上が大きいシルエットの場合は下(ボトム)も大きくするか、逆に下は絞って上だけ大きくする。上のシルエットが小さい場合は下も細くするなど。そんなことを考えながら服を着ています。
ここからが今日の本題。
シャツの袖丈に関して。当店では手首の骨の下いわゆる手首と手の甲の付け根がジャストサイズ。最近はそれよりも少しだけ長めにしています。どうしてもジャケットなどを着用した場合にジャケットのアームホールにとられて少し袖もたくしあがることがありますから。でもほんの少しです。これが当店で言うジャストサイズ。
ただこれは必ずお客様にお伺いします。当店のジャストサイズはここですけど、お好みがありますか?と。
何故ならば、手を伸ばした時にもその位置にシャツのカフスがそこに居てほしいという人もいるからです。勿論それをお薦めするシャツ屋さんもいます。パフスリーブと言って少したるみがあるのが普通だというシャツ屋さんも。
例えば手を伸ばした時にでもカフスの先が手の先に存在していて欲しいと思われる方。ジャケットの袖は手を伸ばした時に下がると思うのです。その場合はシャツの袖だけが残ってしまいます。私はジャケットの袖も下がるのであれば、シャツの袖も下がっていいと思います。もしジャケットやスーツの袖もその位置に居て欲しいと思う人がいたとしたら、ジャケットやスーツの袖が手の甲の真ん中くらいまで長くしなくてはいけないからです。
こうじゃないといけない。とは私は言いません。あくまでも当店の基本とするシャツの袖丈のサイズはここで、あとはお客様にお伺いしお好みをお聞きし作る。そう考えています。

自分で撮影したので、少し袖が下がっていますが、本来であれば手を下げた状態だと、袖と手の甲の付け根辺りにシャツの先が行き、そしてスーツの袖がしっかりと仕上がっていれば、シャツが1センチくらい出るようになっていると思います。

腕を曲げてもシャツの袖はしっかり残ってほしいと思われる方はこのようになると思います。スーツの袖は下がってもシャツは残っている状態。

シャツの袖丈が当店で言うジャストサイズで仕上がっていた場合は、手を曲げるとスーツの袖が上がった分シャツの袖も上がります。
どれが正解ではなく、当店のデフォルトは一番最初のシャツの袖丈で、短いのが好きな人は少ないですが、長めにしてくれと言われると長く設定する場合もあります。
こうした方が良いということはお伝えしますが、これが正解、こうしなさい。ということは当店ではお伝えすることはありません。
ただ、前にも書きましたが。時計をするのであれば、時計のする方の袖だけ短くしましょう。そんな野暮なことだけは言いません(言っているスーツ屋さんをネットで見かけたので)。
これだけは事実だと思うのですが、ドレスウォッチは基本薄いと思うのです。ですから時計をする方のカフスの周りを0.5センチ。ロレックスや最近だとアップルウォッチなどをする場合でも時計をする方のカフスの周りを1センチ大きくし、時計が隠れるようにするのが正解だと思います。
今日は真面目にオーダーシャツの袖丈に関して。
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オーダーシャツ専門店金港堂の代表取締役の宮谷です。このブログを書いています。
アパレル業界に入って40年以上。ドラマの衣裳や、各界のお客様のオーダーシャツを手掛けております。
私のプロフィールや思いは
「オーダーシャツ専門店金港堂の社長紹介|店主 宮谷隆之の経歴・想い・趣味|金港堂」こちらから。
・ネット販売を始めて19年。
・様々なお客様の体型を正確に計測し、身体にフィットしたシャツを作ります。
・趣味はマラソン フルマラソン30回以上完走(年代別の優勝経験あり)
【受賞歴】
JECCICA ECデザイン大賞 最高賞のダイヤモンド賞受賞
(財)石川県産業創出支援機構のネットショップコンテスト審査員特別賞
ネットショップ運営の数々の講演経験有り
