■オーダーシャツの採寸方法・お客様の身体を計る方法。
Step 01:首周りの採寸
首周り(ネックサイズ)の採寸です。シャツの首元を大きく開けてから採寸します。シャツの衿が首に当たるところを1周した数値が首周りになります。首に軽く指が2本入るくらいが基準で、ゆったり目が好きな方は3本分ほどの余裕を見てください。実寸+2.5cm〜3cmが目安です。

Step 02:肩幅の採寸
肩の左右の骨までを計ります。ジャストサイズが理想で、肩幅を広くしすぎると腕が上がりにくくなります。

Step 03:裄丈の採寸
首の後ろ中央から肩先を通りカフス先まで測ります。左右の長さが違う場合もあるため両方測るのが理想です。ジャストサイズに合わせ、長め・短めは好みで調整します。

Step 04:アームホールの採寸
脇の下から肩先(骨の上)を通り1周測ります。左右差は多少ありますが、基本は利き手側を測ればOKです。分からない場合は胸囲から割り出せます。

Step 05:上胴(バスト)の採寸
胸の一番高いところ。通常は脇の下辺り(乳首の上辺)を採寸します。背中側にメジャーがたるまないように気をつけてください。

Step 06:中胴(ウエスト)の採寸
おへその辺りを測ります。スラックスの寸法より数センチ大きい場合が多いです。胸囲同様、きつくも緩くもなく採寸してください。

Step 07:下胴(ヒップ)の採寸
お尻の一番大きなところを測ります。メジャーが後ろでたるまないように注意してください。

Step 08:着丈の採寸
首の付け根(ヨークと襟の境目)からお尻の下(お尻の穴辺り)までを測ります。パンツアウトで着る場合は短めに調整します。

Step 09:カフス周りの採寸
手首の一番太いところを測ります。左右差がある場合は両方測ってください。実寸に7cmほど余裕を加えて仕立てます。

■一連の採寸動画まとめ
■採寸箇所イラスト

