コラム:あなたに似合うオーダーシャツの衿型、選べていますか?

オーダーシャツの衿型はどうやって決めてます?

オーダーシャツを仕立てるとき、デザインの最初に決めるのが「衿型(えりがた)」です。

衿は、シャツの"顔"とも言える大切なディテール。顔立ちや体型、着用シーンによって、最適な衿型は異なります。

金沢のオーダーシャツ専門店「金港堂」では、これまで数万着以上のシャツを仕立ててきましたが、ご相談でよく聞かれるのが「どんな衿型が自分に合うのか分からない」という声です。


オーダーシャツの印象を決める「衿型」とは?

「シャツはどれも同じに見える」そんな印象を持つ方もいるかもしれません。

しかし実際は、衿型ひとつで印象は大きく変わります。特にオーダーシャツは、お客様一人一人に合った衿型を選べる点が魅力です。


代表的なオーダーシャツの衿型

  • ワイドカラー: 清潔感があり、ビジネスにもカジュアルにも万能。ノータイの時も衿が立って綺麗。
  • ボタンダウン: ノーネクタイにも合う柔らかな印象。夏のカジュアルに
  • ホリゾンタルカラー: 首元が開き、若々しくトレンド感のある見た目に。タイを太めにしめる必要あり。
  • レギュラーカラー: ベーシックで控えめ、初めてのオーダーシャツにもおすすめ。
  • ラウンドカラー: 優しさや柔らかさを演出したい方に。

顔型・首の長さ・体型に合った衿型選び

例えば首が長めの方は、ホリゾンタルカラーやワイドカラーでバランス良く見せられます。

首が短めの方には、縦のラインが強調できるレギュラーカラーやボタンダウンなど。

ご来店時には、試着用の衿型サンプルをもとに一緒に似合う形を探していきます。

 また着用のシーンによってもお勧めします。


まとめ:まずは「衿型」にこだわることから始めてみてください

オーダーシャツはサイズだけでなく、衿やカフス、ボタンも自分仕様にできるのが最大の魅力です。

その中でもまずは「衿型」。印象が大きく変わり、気分も変わるポイントです。

ぜひあなたにぴったりの衿型を見つけてください。